「あなたが信じるなら、この落書き野郎は、
空に虹をかけることだって、枯れ木に花を咲かせることだってできるのに。」
オーヘンリーの「最後の一葉」では、
壁に落ちない葉っぱの絵を描いて、病気の人を励ました。
ポールサイモンが「哲学の言葉は壁に書かれている」
と歌っているように、
壁の落書きは、しばしば通行人の心をつかまえます。
でも、みんなが、サンフランシスコのスプレー職人のような
アート活動ができるわけではありません。
そこで生まれたのが Spray Art です。
iPhoneをスプレーのようにあやつり、
AR空間に絵を描くことができます。
あなたに、スプレー缶を買うお金がなくても、
公共の場にいたずら書きをする度胸がなくても大丈夫。
活気がなくなったシャッター街に元気をとりもどすことも、
あの人が通りがかるあの場所に、横断幕で告白することだってできます。
ちょっとした絵心が、通行人を元気にする。
そんなリアルの世界がひろがることを夢見て
Spray Artは誕生しました。
しかも地球にやさしい無公害なアートです。
「スプレーアート」は、株式会社ベストクリエイトが主催する次世代アプリ開発支援「Future of Apps」の優秀賞に選出されました。
※当アプリケーションはコンパスやジャイロセンサーを利用するiPhone4専用となります。